vanishment this reflection!!!

ポケモン・WUG・アニメなど 雑食。星の見える一本道

「終末なにしてますか?忙しいですか?救ってもらっていいですか?」

クラナドが特別なだけだと思ってたんですけどね、結局すぐ後に選んだこの作品の感想もブログに残すことになりました。なんせ書き記したいことが多かったもので…
現時点で原作3巻まで(アニメ範囲)読んでいるので、そちらの感想や知見(?)も絡めていきますね。

今回もネタバレをがっつり含みます。未視聴の方はブラウザバックをお願いします。












さて、何から書いたものかな…













●とりあえずの感想
走破後の爽快感みたいなものはなかった。
物語として「クトリ・ノタ・セニオリス」が中心に添えられ、彼女が実は幸せだったことに気付き、世界一幸せなまま「終わり」を迎える、というエンディングに向かって進んでいく形で構成されていた。実際のところ、後述するように解決してもらえない疑問や掘り下げてもらえない要素、回収されない伏線が多すぎて最終回時点で心からエンディングに納得できる、というか腑に落ちる感じではなかった。
そもそも、原作3巻まででも回収されていない要素はそれなりに存在するため、実際に原作者の脚本で原作でのイベントをほぼ忠実に再現したこの作品では、原作と向かう方向性を違えるという選択はなかなかに難しいものだったのだろうと思う。ただ、違和感なくクトリの物語として綺麗に完成している点は素晴らしいなと感じた。というか、そもそも個人的にこの作品につけたい文句は全くない。この系統の物語を12話で締めるのはまとまりがあって最適の判断だと思うし、その枠と方向性の中で12話を制作しようと考えたならこの形が最高であると実際に思う。ただ私個人が、物語の中で登場した一通りの要素に納得できていない場合に、それが気になりすぎてしまい全体的なまとまりを感じることができない、というめんどくさい性格をしているというだけの話である。




●妖精倉庫(というか全体的な世界観)について
原作と切り離して話をすることがもはや不可能であるため原作の世界観をベースに判断すると、まあなんというか、ものすごく好きな感じのあれ。なんか冷めた目で眺めてみるとただのハーレム状態に見えなくもない(地上での話も含めて)が、そこを感じさせないような精巧な設定と話の流れだなと思った。これはキャラクターについての話と内容が被るが、ヴィレムという青年、その辺に転がってそうなハーレム作品の主人公と違い、きちんと自分の中に信念と葛藤を持っているところがとてもいいなと感じている(こなみかん)。他にも、人間の滅びた世界で~という要素や浮遊大陸群という場所のもたらすロマンチックさ、「勇者」というものの持つ本質的な意味についての精緻な描写、舞台となる場所がそれぞれ細かな設定を持っているなど、全体的に表現が緻密で世界に入っていきやすい。あとは、「神を倒す」みたいな分かりやすいかっこよさと“偶然”のようなところが大きいもののいちおうは論理によって成り立っているように見える呪術というもののかっこよさ、この混合も魅力を持たせるのに一役買っているのかな、とも。色んな種族がいて、神様とか竜、古霊なんかが実際に存在した世界なのに、どこか現実味がある。原作に関して言うと、色んな表現がとても幻想的でとても現実的というか。そこに文学としてとっても惹かれている自分がいる気がする。よく考えてみると、この作品の本質的な魅力はその辺の対比にあるんじゃないかと思ったり。あと何かを書こうとしていた気がするんですが、忘れてしまったのでまた思い出したら書き足しておきますね。



●キャラクターについて
魅力的すぎませんかね…特に原作の挿絵。破壊力しかない。
全キャラごとに書いてもいいんですが、流石に量が多くなってしまいそうだし、そうなると私が疲れるので少しだけ絞ってお届けします。

・クトリ
田所あずさの声ピッタリすぎません??
今更ここに書くことないです。メインヒロインだし。作中で散々魅力描かれてたでしょ。それ言い出したら前キャラそうだな。撤回で。
まあそれにしても語弊のないように表現するなら「かわいい」が一番しっくりくる表現ですね。ちなみにこのかわいいは第三種かわいいなのでかわいい(Ⅲ)と表記します。
どうでもいいですが、クトリの髪型うみちゃんのそれですよね。完全に。(サマポケはいいぞ)

・ネフレン
こっちのが説明不要か。単純にかわいいしなに考えてるか分からない表情もおとなしい系のキャラも素晴らしいと思います。ってことに世間ではなってそう。まあ別に異論挟む余地も気もないですけどね。
結局なに考えてるか分からないから性格とかの根本のところは全然語れないですけど、見た目の言動だけ見たら一番人気出そうなキャラしてますもんね。正直自分の拙い言葉では魅力を全く表現できません。ちなみにかわいい(Ⅱ)。

・アイセア
この子原作の挿絵でかわいさオーバーフローしてましたよ。おかしい。
ノフトが根っからの元気系キャラだとすると、アイセアはやっぱり強がってる感じがするし、実際に曖昧な笑顔ばっかり浮かべてる彼女に対するクトリの描写もされてます。自分を“作っている”のは、それは色んな意味で仕方がないことだとは思うけれど、辛いならそれを相談できる相手がいたらな、とちょっと思う。勝手なこと言えませんけどね。むずかしい。

・ラーントルク
かわいい。冷静に考えられるキャラ、たぶん私より頭いい。その思考力と論理力、それとその結論を受け止められる力、分けてほしい。裏の裏のボス。

・ティアット
んーーかわいい。クトリと似て自分や仲間の生死に対する感情の機微を認識できてしまうように描写されていたような。ということは悲劇にはピッタリなのでもしかしてセニオリスさんの出番なのか???
なんというか、セニオリスに選ばれなくたって十二分に痛々しいなとか

・ラキシュ
なんかタイプな感じの子じゃなかったのになぜかかなりかわいいと感じてしまっている。アニメなんか特に。何だろう、これが「少女趣味」ってやつなのか。こわ。

・ヴィレム
色々背負いすぎだろお前。

・ナイグラート
本当にやさしい。というか全員やさしい。やさしい世界。嘘です。世界はあまりにも残酷です。やさしいのはヴィレムの周りの人々(?)です。

・ライムスキン
こいつマジでいい人すぎる。マジで。もっと昇進するべき。

・グリック
こいつマジでいい人すぎる(2回目)。緑鬼族なんだからもうちょっとワルっぽくてもよかったと思うんですが、ただのいいやつ。

・リーリァ
この人まだ謎すぎる。まあ個人的な希望から言わせてもらうと、第18代と世界を懸けて勝負!みたいな展開だったら面白そう。いやないと思うけど。あとは星神を倒したあとどうなったのかの描写もまだですよね。楽しみ。

・アルマリア
おとーさんとか呼ぶから普通に奥さんかと思ってた枠。それにしては若いな…?とも思ってた。バターケーキ。4巻ではこっちがメインみたいですよね。楽しみ。というかアニメ内容だけじゃ考察なんてできないでしょ。



●視聴後も気になっている点

色々あったんですが、原作読んだらほとんど解決しましたね。で、まだ描写されていないこの二点。

どうやって獣は誕生し、なぜ人間を破滅に追いやるまでになったのか。
人間はなぜ星神を討伐しなければならないと考えたのか。

以降の展開で氷解してくれることを祈ります。



●メモ
人間は星神を討伐するため、勇者様御一行を結成し、それはとりあえず成功に終わった(かんじで描写されている)。
それとは別に、帝国に反旗を翻す真界再想聖歌隊が十七種の獣を生み出し、人間を自らの形に変えながら雪だるま式に増えていった。この獣の影響で地上は荒廃しきってしまった。
そして、十七種の獣に対抗できるのは聖剣のみであるが、実際に結果として人間は滅びてしまった。
スウォンが浮遊大陸群を作ったなら、人間がそこに残れなかった理由は?→長く気絶してたとか?
幼くして死んだ子供の魂が生まれたもの、過ごすうちに前世の記憶の侵食、頭の中で前世の子供と会えてしまうの?主導権?→普通は前世視点ではいきなりなりかわるみたい(アイセア)。