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CLANNADを観終わって

 この記事は、永がTVアニメ「CLANNAD -AFTER STORY-」を視聴し終わった後に思ったことを書き記したものになります。
普段はTwitterに垂れ流しているのですが、今回は長くなりそうだったのでブログに記事として残しておこうと思います。考察や個人の解釈なども含まれますので、もし何かあればお気軽にコメントまたはTwitter (@tunago7) までお願いします。
 
※めちゃめちゃネタバレ含みます。未視聴の方はブラウザバックをお願いします。
また、筆者は執筆時点では原作未プレイですので、留意していただけると嬉しいです。
だんだん常体になっていくのは仕様です










 
 
 
 
 













感情が暴れ回りました。

大前提として、私は高校を卒業したあとは大学に行くという道しか頭に描いていなかったので、高卒や中卒で働くというシチュエーションが全く想像できていませんでした。こんな幸せの形もあるんだな、と。むしろ、結婚を決めた頃の朋也と渚は、世界で一番幸せなように感じました。本当に羨ましかった。そういう面で、価値観が根底から覆されたような気がしました。そこが、After Storyで最初に強く心に残った部分です。


ここからは、感想を時系列順に追い掛けていきたいと思います。
 
春原編
芽衣ちゃんかわいい(こなみかん)
こんなに兄を心配してくれる妹を持てて春原も幸せですよね。毎度のことではありますが、春原の鈍さ(?)にずっとドキドキしてました。笑
最後、春原にもちゃんと考えがあって行動していたことが分かりました。一期でもそうでしたが、ちゃんと好感度回復してきますね。根は優しいんだということ、きちんと証明してくれてよかったです。うーん、思ったことが全然言葉にできてない気がする…
余談ですが、以前Key作品の男性キャラの一枚絵を集めたツイートを見かけまして、その内の一枚がここの朋也とと春原でしたね。尊い
(てかメインキャラ全員いい人すぎますよね、ほんとに)

美佐枝さん編
短かった割に話の内容がかなり濃かったように思います。時間軸をずらすことで現在の物語からは切り分けた上でかなり掘り下げてもらえてかなえり満足でした。
内容的には淡い恋の物語。どちらかといえば王道のストーリーでしたが、最後にきちんと設定を回収してくれるところはKeyらしいなと感じたり。普段登場する美佐枝さんの過去が明らかになって、より色んな設定に鳥肌立ちそうです(訳:伏線として敷かれていたキャラの設定とかが後から理解できたときって鳥肌やばいですよね)。そして、志麻くんと美佐枝さんの笑顔がすごい印象的でした。これ全部に言える気がする…

有紀寧
うーん、優しい。
有紀寧がというより、いや有紀寧は特になんですけど、全員が優しい。優しい世界。
自分の生活に折り合いがつけられずにいる人たちが、そのなかで足掻いているのかな、という印象を受けました。この辺観てるとき何にも考えてなかったんですが、河原っていう場所がより雰囲気を出していたような?思い込みかな?
観る人に、さまざまな境遇にいる人たちへの見方や偏見をなくし、みんながいい人なんだということを分かって欲しいなとも思いました。これは制作上の意図の汲み取りというよりも、この作品を観たことで私が思ったことですかね。AFTER STORYは全体的にこういう流れがあったような気がしないでもないですが。
 
二度目の春以降

人生観が変わりました。
目から鱗。アニメとしては全く見たことない分野を描いた作品(アニメの視聴経験が浅いだけ)で、めちゃめちゃ新鮮でした。ひとつひとつの描写に重みがあって、クラナドは人生という言葉のいかに的確かを思い知らされました。学生から社会人の仲間入りをする微妙な時期に、複雑な問題を抱えてそれでも立ち向かっていく朋也と渚の姿が印象的でした。こんな時間を私も実際に経験してみたいな、なんて思ったことも。
創立者祭も、卒業式も、もう朋也には訪れることがない存在。でも、渚が学校にいて、そばにいることによって、朋也の学校への未練を少しずつ断っていく様子が描写されているような気がして。渚を学校に残したままで、卒業した当時は学校という空間から「卒業」できていなかった朋也は、渚の卒業式で晴れて渚とともに社会のスタートラインに立った。ように、感じました。
きちんと作り込まれた設定のもとでゆっくりと進んでいく時間。ささやかな幸せ。観ているこちらまで嬉しくなってくるような、そんな日常。私がきちんと想像したこともなかったような世界。
こんな、緩やかな幸せを紡ぐ物語で終わって欲しかった。そのまま結んで綺麗に締めてくれればよかったのに。
 
まあ、そのまま終わるはずもなく。
 
だんだん不穏になっていく空気。まあ、この状態ならそんな死と隣り合わせみたいなこともないだろうと思っていました。フラグは立ちまくってるし伏線が敷かれていく感じはしていましたが、なんといっても渚はメインヒロインです。OP映像も渚がメインです。ちゃんと病院での出産を決めたみたいだし、いきなり退場なんてこ
 
甘かった。
 
 
実際に朋也が泣き崩れているのを見ながらも、いや、一時的に倒れちゃっただけだよね…?入院ってことにはなるかもだけど死んだわけじゃないよね…?とか思ってました。冷静に考えてみると渚の病気は完全に原因不明なので入院もありえなかったのかな?とか
 
事実を受け入れざるをえなくなってしまったのはその話の次回予告でした。朋也が帰っても暗い部屋、なにより心に突き刺さったのが流しに置かれたままにされた食器類。朋也が完全に生きる意味を見失ってしまったのがよく分かりました。
ああ、死んでしまったんだな…と
それでも涙は流れませんでした。ちょっと自分に失望()

渚の死をみたあとは、赤ちゃんの、命の尊さみたいなものが実感されて、その後(実生活の中でも)ずっと頭の中で回っていました。出産というのはこんなにも大変で、人生の転換点になってしまうほど大きなイベントなんだな、と改めて思いました。16話を観てから、本当に周りを見る目が変わった気がします。

この時点で[サマポケの持つものが容器のない純水の重さだとすると、クラナドが持つものは上位世界に存在する高質な金属の重さなのかな]というのが頭にありました。意味は皆様自身で考えていただけると嬉しいです。(結構雑な解釈なのであしからず)

そして迎えた18話。ほぼ前情報なしで観ることができていたので、ここで完全に不意打ちを食らうことになります。
マジで誇張なしに大泣きしました。涙止まらなかった。1期・ことみ√の最後もかなり泣いたけど比じゃなかった。泣いてしまうのに理由なんて要らない、と実感しました。泣きたいから、涙が溢れてくるから泣くんだなと
詳細な説明は省きますが、やばかった。

そこからは、もうなにもないだろうと。このまま朋也と汐のささやかな日常が続いていくんだろうなと、そう思った。回収されていない伏線も多々あったし、女の子と人形の話が全く理解できていなかったから、本当に願望としてそう思っていたんだろう。杏との描写もあったし、杏推しの身としてももう満足だった。泣かせてもらったし、これ以上の絶望は朋也が不憫すぎる上に、画面越しに自分の心も潰れてしまうかもしれない(ただこれもよくよく考えてみると、そんな状況にならないと普通泣けないな、ということに気づいてしまった)。

だから、いきなり汐が倒れ、ほぼ間を置かず旅立ってしまったとき、最初に来たのは悲しみでも心の空虚さでもなく、戸惑いだった。ここで汐まで死なせてしまったら、どう考えても話が続かない。あれだけあからさまな描写があったにもかかわらず、街の自然との結び付きなんて微塵も想定していなかったし、ここで朋也を絶望の底に叩き落とす制作上の必要性も予想がつかなかった。何やら難しいことを言っているが、ようするにありえないと考えていた。
なのに、いきなり汐は体調を崩し、そしてすぐに旅立ってしまう。あの花畑に行きたいという汐の希望は、そこに何か打開のヒントがあるという暗示のようにしか見えなかったけれど、何を教えてくれるのかも皆目検討もつかなかったし、これもただの願望だった。
そうして、汐を抱えて朋也が道に崩れ落ちる。奇しくも、渚の命日と同じ雪の日に。


という夢を見た。結果だけ見ると、そういうことになる。
物語の始まりから続いてきた無限の悪循環は、渚の死を契機としてさらに悪い方向に向かう。それは必然であって、本当にどうしようもないことだった。朋也がいくら立ち直って足掻こうと、世界に絶対と決められた未来を覆すことは出来なかった。そして何度も絶望から立ち上がってきた朋也は、汐の死を悟って再起不能の状態になる。無理もない。というか、ここまでよく粘ってきたと思う。
そして、少女と出会う。俯瞰世界の時間軸は現実世界と関連付けられないため、時系列というものは存在しないが、そこに、恐らくもとは渚がいたであろう場所(*)に、汐がいた。
結果的に汐の死をきっかけに俯瞰世界の住人が消えてしまうことによって、俯瞰世界が現実世界側に融合し、俯瞰世界というものの存在が抹消された結果その世界や街との結び付きの明確な結果である、渚の死という場面からやり直しという形になった(ということなのだろう。この解釈が一番整合性がある)。[※追記 実際には、人々の幸せの象徴である光の珠を手に入れたとき、願いが叶うという言い伝え?の通りであって、朋也が今までたくさんの世界で生み出してきた光の珠を手に入れ、時間塑行すらも可能になった、ということみたいです。「お連れしましょうか?この街の、願いが叶う場所に…」という言葉も、光の珠が集まる場所(木)ということで納得できる気がします。最初に存在したのが汐の死までの世界線で、俯瞰世界から智代や杏を幸せに導いた世界に飛び、また俯瞰世界に戻って、十分な数の光の珠を集めた、ということなのでしょうか。そして、その願いによってさらに汐と渚の自然との結び付きが断たれ、主を失った俯瞰世界は朋也の願った現実世界と融合した、という解釈が正解なんですかね?この場合も後述の主の疑問が残りますが。個人的にはこの時空修正の仮説結構気に入ってます]
渚が街との繋がりを持ってしまったのも全くの偶然で、俯瞰世界側からしても意図した出来事でなかったのだろうから、この結果は皮肉でも何でもなく、ただ矛盾が修正されただけということになる。しかしこの場合には、渚が街と結び付く前までは俯瞰世界に住人はいなかったはずで、なぜ汐の死から融合に繋がるのかが展開できない。同様に、朋也が願った結果を再現できただけだとしても、融合する(明確な)理由が見当たらない。ということで現状、この部分はきちんと理解できているわけではない。

「願いが叶う場所」つまり各話タイトルの背景である木についても同様で、それについての明確な描写がないため、なぜ願いが叶うのか、なぜ俯瞰世界や街と深く関係があるのか、という辺りの点が不明瞭に見える。後者は良いとしても、前者にはきちんと理由があってもおかしくないと考えている。[光の珠が手に入ったら願いが叶うんです。つべこべ言うな]

 

以下は疑問です。適宜追加していきます。
「あなたを、お連れしましょうか?この街の、願いが叶う場所に…」
渚が俯瞰世界と繋がっているから何故か知っているのは分かるんだけど、この話朋也に見覚えがあったのはなぜ?→朋也は未来に俯瞰世界に飛ぶから既視感あったのかな?
この(↑)言葉はどこから湧いたの?→うーん、たぶん渚が死の淵をさまよってるときに心に語りかけてきたとかじゃないですかね
何で朋也は絶望の淵から俯瞰世界に飛んだのか→わからない
何で今まで誰もいなかった、誰とも繋がっていなかった世界が渚や汐を必要?とするようになったのか、朋也の願いを叶えるときに何が起きたのかの詳細→まだわかりません。原作やったり2周目観たりしたら分かるかも

*について
なんかそういう描写か説明があったような気がしてますがわからない事柄をこれ以上増やすとパンクするので準疑問のまま置いておきます。

 


ここまで読んでいただきありがとうございました。考えていたことと書きながら感じたことをとりあえず忘れないために書き留めているだけの記事にお付き合いいただき、感謝してもしきれません。

 


冒頭にもありますが、もし何か意見・回答・解釈・叱責などあればコメントまたはTwitterの方までお気軽にお願いいたします。

 

 

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あなたを、お連れしましょうか?この街の、願いが叶う場所に…
渚が俯瞰世界と繋がっているから何故か知っているのは分かるんだけど、この話朋也に見覚えがあったのはなぜ?→朋也は未来に俯瞰世界に飛ぶから既視感あったのかな?
何で朋也は絶望の淵から俯瞰世界に飛んだのか
何で今まで誰もいなかった、誰とも繋がっていなかった世界が渚や汐を必要?とするようになったのか、朋也の願いを叶えるときに何が起きたのか
 
 
 
※解釈に関しては、こちらのベストアンサーを参考にさせていただいています。