CLANNADを観終わって
また、筆者は執筆時点では原作未プレイですので、
だんだん常体になっていくのは仕様です
感情が暴れ回りました。
大前提として、
ここからは、感想を時系列順に追い掛けていきたいと思います。
美佐枝さん編
有紀寧編
うーん、優しい。
人生観が変わりました。
目から鱗。アニメとしては全く見たことない分野を描いた作品(アニメの視聴経験が浅いだけ)で、
こんな、緩やかな幸せを紡ぐ物語で終わって欲しかった。
渚の死をみたあとは、赤ちゃんの、
この時点で[サマポケの持つものが容器のない純水の重さだとすると、クラナドが持つものは上位世界に存在する高質な金属の重さなのかな]というのが頭にありました。意味は皆様自身で考えていただけると嬉しいです。(結構雑な解釈なのであしからず)
そして迎えた18話。ほぼ前情報なしで観ることができていたので、ここで完全に不意打ちを食らうことになります。
マジで誇張なしに大泣きしました。涙止まらなかった。1期・ことみ√の最後もかなり泣いたけど比じゃなかった。泣いてしまうのに理由なんて要らない、と実感しました。泣きたいから、涙が溢れてくるから泣くんだなと
詳細な説明は省きますが、やばかった。
そこからは、もうなにもないだろうと。このまま朋也と汐のささやかな日常が続いていくんだろうなと、そう思った。回収されていない伏線も多々あったし、女の子と人形の話が全く理解できていなかったから、本当に願望としてそう思っていたんだろう。杏との描写もあったし、杏推しの身としてももう満足だった。泣かせてもらったし、これ以上の絶望は朋也が不憫すぎる上に、画面越しに自分の心も潰れてしまうかもしれない(ただこれもよくよく考えてみると、そんな状況にならないと普通泣けないな、ということに気づいてしまった)。
だから、いきなり汐が倒れ、ほぼ間を置かず旅立ってしまったとき、最初に来たのは悲しみでも心の空虚さでもなく、戸惑いだった。ここで汐まで死なせてしまったら、どう考えても話が続かない。あれだけあからさまな描写があったにもかかわらず、街の自然との結び付きなんて微塵も想定していなかったし、ここで朋也を絶望の底に叩き落とす制作上の必要性も予想がつかなかった。何やら難しいことを言っているが、ようするにありえないと考えていた。
なのに、いきなり汐は体調を崩し、そしてすぐに旅立ってしまう。あの花畑に行きたいという汐の希望は、そこに何か打開のヒントがあるという暗示のようにしか見えなかったけれど、何を教えてくれるのかも皆目検討もつかなかったし、これもただの願望だった。
そうして、汐を抱えて朋也が道に崩れ落ちる。奇しくも、渚の命日と同じ雪の日に。
という夢を見た。結果だけ見ると、そういうことになる。
物語の始まりから続いてきた無限の悪循環は、渚の死を契機としてさらに悪い方向に向かう。それは必然であって、本当にどうしようもないことだった。朋也がいくら立ち直って足掻こうと、世界に絶対と決められた未来を覆すことは出来なかった。そして何度も絶望から立ち上がってきた朋也は、汐の死を悟って再起不能の状態になる。無理もない。というか、ここまでよく粘ってきたと思う。
そして、少女と出会う。俯瞰世界の時間軸は現実世界と関連付けられないため、時系列というものは存在しないが、そこに、恐らくもとは渚がいたであろう場所(*)に、汐がいた。
結果的に汐の死をきっかけに俯瞰世界の住人が消えてしまうことによって、俯瞰世界が現実世界側に融合し、俯瞰世界というものの存在が抹消された結果その世界や街との結び付きの明確な結果である、渚の死という場面からやり直しという形になった(ということなのだろう。この解釈が一番整合性がある)。[※追記 実際には、人々の幸せの象徴である光の珠を手に入れたとき、願いが叶うという言い伝え?の通りであって、朋也が今までたくさんの世界で生み出してきた光の珠を手に入れ、時間塑行すらも可能になった、ということみたいです。「お連れしましょうか?この街の、願いが叶う場所に…」という言葉も、光の珠が集まる場所(木)ということで納得できる気がします。最初に存在したのが汐の死までの世界線で、俯瞰世界から智代や杏を幸せに導いた世界に飛び、また俯瞰世界に戻って、十分な数の光の珠を集めた、ということなのでしょうか。そして、その願いによってさらに汐と渚の自然との結び付きが断たれ、主を失った俯瞰世界は朋也の願った現実世界と融合した、という解釈が正解なんですかね?この場合も後述の主の疑問が残りますが。個人的にはこの時空修正の仮説結構気に入ってます]
渚が街との繋がりを持ってしまったのも全くの偶然で、俯瞰世界側からしても意図した出来事でなかったのだろうから、この結果は皮肉でも何でもなく、ただ矛盾が修正されただけということになる。しかしこの場合には、渚が街と結び付く前までは俯瞰世界に住人はいなかったはずで、なぜ汐の死から融合に繋がるのかが展開できない。同様に、朋也が願った結果を再現できただけだとしても、融合する(明確な)理由が見当たらない。ということで現状、この部分はきちんと理解できているわけではない。
「願いが叶う場所」つまり各話タイトルの背景である木についても同様で、それについての明確な描写がないため、なぜ願いが叶うのか、なぜ俯瞰世界や街と深く関係があるのか、という辺りの点が不明瞭に見える。後者は良いとしても、前者にはきちんと理由があってもおかしくないと考えている。[光の珠が手に入ったら願いが叶うんです。つべこべ言うな]
以下は疑問です。適宜追加していきます。
「あなたを、お連れしましょうか?この街の、願いが叶う場所に…」
渚が俯瞰世界と繋がっているから何故か知っているのは分かるんだけど、この話朋也に見覚えがあったのはなぜ?→朋也は未来に俯瞰世界に飛ぶから既視感あったのかな?
この(↑)言葉はどこから湧いたの?→うーん、たぶん渚が死の淵をさまよってるときに心に語りかけてきたとかじゃないですかね
何で朋也は絶望の淵から俯瞰世界に飛んだのか→わからない
何で今まで誰もいなかった、誰とも繋がっていなかった世界が渚や汐を必要?とするようになったのか、朋也の願いを叶えるときに何が起きたのかの詳細→まだわかりません。原作やったり2周目観たりしたら分かるかも
*について
なんかそういう描写か説明があったような気がしてますがわからない事柄をこれ以上増やすとパンクするので準疑問のまま置いておきます。
ここまで読んでいただきありがとうございました。考えていたことと書きながら感じたことをとりあえず忘れないために書き留めているだけの記事にお付き合いいただき、感謝してもしきれません。
冒頭にもありますが、もし何か意見・回答・解釈・叱責などあればコメントまたはTwitterの方までお気軽にお願いいたします。
~~~
あなたを、お連れしましょうか?この街の、願いが叶う場所に…
渚が俯瞰世界と繋がっているから何故か知っているのは分かるんだ
何で朋也は絶望の淵から俯瞰世界に飛んだのか
何で今まで誰もいなかった、
「終末なにしてますか?忙しいですか?救ってもらっていいですか?」
クラナドが特別なだけだと思ってたんですけどね、結局すぐ後に選んだこの作品の感想もブログに残すことになりました。なんせ書き記したいことが多かったもので…
現時点で原作3巻まで(アニメ範囲)読んでいるので、そちらの感想や知見(?)も絡めていきますね。
今回もネタバレをがっつり含みます。未視聴の方はブラウザバックをお願いします。
さて、何から書いたものかな…
●とりあえずの感想
走破後の爽快感みたいなものはなかった。
物語として「クトリ・ノタ・セニオリス」が中心に添えられ、彼女が実は幸せだったことに気付き、世界一幸せなまま「終わり」を迎える、というエンディングに向かって進んでいく形で構成されていた。実際のところ、後述するように解決してもらえない疑問や掘り下げてもらえない要素、回収されない伏線が多すぎて最終回時点で心からエンディングに納得できる、というか腑に落ちる感じではなかった。
そもそも、原作3巻まででも回収されていない要素はそれなりに存在するため、実際に原作者の脚本で原作でのイベントをほぼ忠実に再現したこの作品では、原作と向かう方向性を違えるという選択はなかなかに難しいものだったのだろうと思う。ただ、違和感なくクトリの物語として綺麗に完成している点は素晴らしいなと感じた。というか、そもそも個人的にこの作品につけたい文句は全くない。この系統の物語を12話で締めるのはまとまりがあって最適の判断だと思うし、その枠と方向性の中で12話を制作しようと考えたならこの形が最高であると実際に思う。ただ私個人が、物語の中で登場した一通りの要素に納得できていない場合に、それが気になりすぎてしまい全体的なまとまりを感じることができない、というめんどくさい性格をしているというだけの話である。
●妖精倉庫(というか全体的な世界観)について
原作と切り離して話をすることがもはや不可能であるため原作の世界観をベースに判断すると、まあなんというか、ものすごく好きな感じのあれ。なんか冷めた目で眺めてみるとただのハーレム状態に見えなくもない(地上での話も含めて)が、そこを感じさせないような精巧な設定と話の流れだなと思った。これはキャラクターについての話と内容が被るが、ヴィレムという青年、その辺に転がってそうなハーレム作品の主人公と違い、きちんと自分の中に信念と葛藤を持っているところがとてもいいなと感じている(こなみかん)。他にも、人間の滅びた世界で~という要素や浮遊大陸群という場所のもたらすロマンチックさ、「勇者」というものの持つ本質的な意味についての精緻な描写、舞台となる場所がそれぞれ細かな設定を持っているなど、全体的に表現が緻密で世界に入っていきやすい。あとは、「神を倒す」みたいな分かりやすいかっこよさと“偶然”のようなところが大きいもののいちおうは論理によって成り立っているように見える呪術というもののかっこよさ、この混合も魅力を持たせるのに一役買っているのかな、とも。色んな種族がいて、神様とか竜、古霊なんかが実際に存在した世界なのに、どこか現実味がある。原作に関して言うと、色んな表現がとても幻想的でとても現実的というか。そこに文学としてとっても惹かれている自分がいる気がする。よく考えてみると、この作品の本質的な魅力はその辺の対比にあるんじゃないかと思ったり。あと何かを書こうとしていた気がするんですが、忘れてしまったのでまた思い出したら書き足しておきますね。
●キャラクターについて
魅力的すぎませんかね…特に原作の挿絵。破壊力しかない。
全キャラごとに書いてもいいんですが、流石に量が多くなってしまいそうだし、そうなると私が疲れるので少しだけ絞ってお届けします。
・クトリ
田所あずさの声ピッタリすぎません??
今更ここに書くことないです。メインヒロインだし。作中で散々魅力描かれてたでしょ。それ言い出したら全キャラそうだな。撤回で。
まあそれにしても語弊のないように表現するなら「かわいい」が一番しっくりくる表現ですね。ちなみにこのかわいいは第三種かわいいなのでかわいい(Ⅲ)と表記します。
どうでもいいですが、クトリの髪型うみちゃんのそれですよね。完全に。(サマポケはいいぞ)
・ネフレン
こっちのが説明不要か。単純にかわいいしなに考えてるか分からない表情もおとなしい系のキャラも素晴らしいと思います。ってことに世間ではなってそう。まあ別に異論挟む余地も気もないですけどね。
結局なに考えてるか分からないから性格とかの根本のところは全然語れないですけど、見た目の言動だけ見たら一番人気出そうなキャラしてますもんね。正直自分の拙い言葉では魅力を全く表現できません。ちなみにかわいい(Ⅱ)。
・アイセア
この子原作の挿絵でかわいさオーバーフローしてましたよ。おかしい。
ノフトが根っからの元気系キャラだとすると、アイセアはやっぱり強がってる感じがするし、実際に曖昧な笑顔ばっかり浮かべてる彼女に対するクトリの描写もされてます。自分を“作っている”のは、それは色んな意味で仕方がないことだとは思うけれど、辛いならそれを相談できる相手がいたらな、とちょっと思う。勝手なこと言えませんけどね。むずかしい。
・ラーントルク
かわいい。冷静に考えられるキャラ、たぶん私より頭いい。その思考力と論理力、それとその結論を受け止められる力、分けてほしい。裏の裏のボス。
・ティアット
んーーかわいい。クトリと似て自分や仲間の生死に対する感情の機微を認識できてしまうように描写されていたような。ということは悲劇にはピッタリなのでもしかしてセニオリスさんの出番なのか???
なんというか、セニオリスに選ばれなくたって十二分に痛々しいなとか
・ラキシュ
なんかタイプな感じの子じゃなかったのになぜかかなりかわいいと感じてしまっている。アニメなんか特に。何だろう、これが「少女趣味」ってやつなのか。こわ。
・ヴィレム
色々背負いすぎだろお前。
・ナイグラート
本当にやさしい。というか全員やさしい。やさしい世界。嘘です。世界はあまりにも残酷です。やさしいのはヴィレムの周りの人々(?)です。
・ライムスキン
こいつマジでいい人すぎる。マジで。もっと昇進するべき。
・グリック
こいつマジでいい人すぎる(2回目)。緑鬼族なんだからもうちょっとワルっぽくてもよかったと思うんですが、ただのいいやつ。
・リーリァ
この人まだ謎すぎる。まあ個人的な希望から言わせてもらうと、第18代と世界を懸けて勝負!みたいな展開だったら面白そう。いやないと思うけど。あとは星神を倒したあとどうなったのかの描写もまだですよね。楽しみ。
・アルマリア
おとーさんとか呼ぶから普通に奥さんかと思ってた枠。それにしては若いな…?とも思ってた。バターケーキ。4巻ではこっちがメインみたいですよね。楽しみ。というかアニメ内容だけじゃ考察なんてできないでしょ。
●視聴後も気になっている点
色々あったんですが、原作読んだらほとんど解決しましたね。で、まだ描写されていないこの二点。
どうやって獣は誕生し、なぜ人間を破滅に追いやるまでになったのか。
人間はなぜ星神を討伐しなければならないと考えたのか。
以降の展開で氷解してくれることを祈ります。
●メモ
人間は星神を討伐するため、勇者様御一行を結成し、それはとりあえず成功に終わった(かんじで描写されている)。
それとは別に、帝国に反旗を翻す真界再想聖歌隊が十七種の獣を生み出し、人間を自らの形に変えながら雪だるま式に増えていった。この獣の影響で地上は荒廃しきってしまった。
そして、十七種の獣に対抗できるのは聖剣のみであるが、実際に結果として人間は滅びてしまった。
スウォンが浮遊大陸群を作ったなら、人間がそこに残れなかった理由は?→長く気絶してたとか?
幼くして死んだ子供の魂が生まれたもの、過ごすうちに前世の記憶の侵食、頭の中で前世の子供と会えてしまうの?主導権?→普通は前世視点ではいきなりなりかわるみたい(アイセア)。
第五回真皇杯オフレポ
8月にあった真皇杯関西予選①のオフレポになります。
3年ほど前からずっとオフに参加したい気持ちはあったものの、
真皇杯関西予選①、ポケモン委員会さんの運営のもと、
以下レポート
構築が全く定まらない。
私はShowdownで雑に回すことでPTの改良を行っているの
関東準優勝のすいろ氏の構築をお借りして、
そして朝、とりあえず一緒に行く予定の友人(はずはず)
電車を降りて当てずっぽうに歩き出す私、
時間があるので途中で見つけた公園でブランコを漕ぎながら時間を
そんなこんなで10時ちょい前ぐらいに会場入りしました。
ei「なにこの空欄」
hz「絵描くんちゃう」
e「描けないよ?」
h「描かんでもいいやろ」
とりあえず完成。たぶん大丈夫。
hzと駄弁ってたらあおいさんがいらっしゃいました。
自分の配属ブロックを見ます。知らない人ばっかりです(
あれ、このシトラスさんって方名前だけブログで見たことあるぞ…
たぶん人違いなので胸を借りるつもりで挑みます。
初戦
隣のとても優しそうな方と対戦。一応肩の荷が降りました。
コケコカバガルドvsゲコリザミミッキュ
惰性でコケコ投げたら人生終わりました。
第2戦
コケコランドガルドvsポリ2マンダガルド
惰性でコケコ投げたら人生終わりました(2回目)。
第3戦
サザンガルドコケコvsグライオクタンアゴ
件のシトラスさんとの対戦。
ふーん、午前1-2かあ。まあ0-3じゃないだけましかね。
はずはずは2-1らしいです。順調な滑り出しですね。
ちょっと会場でダラダラしてたので飲食店に入る気にもならず、
特に代わり映えしなかったので話を戻します。
第4戦
サザンコケコランドvsバレルランドレヒレ
一位抜けの方との対戦。
一縷の望みだった5-
第5戦
サザンポリコケコvsグライポリアゴ
グライがいるので例によってサザン初手。
第6戦
コケコガルドカバvsテテフゲンガービビヨン
サイフィになったのでボルチェンからガルドに繋いだらなぜかめざ
第7戦
カバコケコガルドvsガブバンギカグヤ
最近のガブは全部ヤチェなのでステロ撒いてサイクルしようかなと
結果だけ見たら4-3かあ、
はずはずは午後で1-3して3-4らしいです。
はずにリフレしたら?と言われたのでリフレしてました。
待ち時間にKグループ一位の方と話してたらめっちゃ百合を推され
案の定永を自信をもってえいと読んでもらえずごたごたしてました
elim1.
ランドコケコガルドvsレヒレマンダバンギ
結論から言うと、ガルドの神自覚で運勝ちしました。
ランドレヒレの対面が既に不利な上にこっちは引けないので甘んじ
elim2.
コケコサザンガルドvsテテフナットミミッキュ
負けました。
というわけで初めてのオフは真皇杯関西予選①、結果は4-
自分では、
とりあえずこれで終わりたいと思います。
暇潰しに惰性で書いた雑記事をここまで読んでくださり、
WUG!と7人は、どこまで進めたのだろう
※この記事は、赤雪すずみさん企画「初めましてのパレード」16日目寄稿記事となります。私のこれまでの記事とは少々異なりますのでご了承ください。
トキノドロップから見に来てくださった皆様、ありがとうございます!よければ最後まで読んでいただけると嬉しいです。
【WUG!と7人は、どこまで進めたのだろう∥2019/06/27】
Wake Up, Girls!という声優ユニットがあった。
といっても、この記事を読んでいる方はほとんどがWUGのことをよく知っているだろうし、これまでに多くの方がWUGについての説明をされてきたと思うのでここでは説明は割愛する。
~~~~~
「アイドル、やらせてください!」
こうして始まったWake Up, Girls!
当初から震災をきっかけに設立されたユニットであることが明示され、またアニメと現実のハイパーリンクが謳われたユニットでもあった。
アニメの評判が対外的にはあまり良くないことを鑑みると後者は7人の足枷になっていたと言えなくもないが、目標として「復興支援」というものがあったのは疑う余地がない。
そして目標という観点では作中で「紅白歌合戦に出場」というものが大きく掲げられていた。一人ひとりに限定して言えば、菜々美は光塚を小さい頃からの目標としているし、そのことで葛藤もしていて、全体を通して一番芯のあるキャラとして描かれていたように思う。作中では菜々美ほど明確に描写はされていないものの、他の6人も各々の境遇を鑑みて秘めたる夢や目標を強く持っているように見える。
WUGは、そのストーリー性に沿うように多くの“目標”を掲げて進んできたユニットであると言える。その目標に向かってひたむきに一歩ずつ進んでいる姿に心惹かれた方も多いのではないだろうか。たくさんの要因から、その活動は世間の目にはとまることはあまりなかったし、好意的に取られることも少なかった。それでも、実際にWUGに触れた人は確実に虜になるような、そんな魅力を持っていたのだろうと思う。
結成から6年。決して平坦ではなかったであろう道を進んできた7人は、多くのファンに惜しまれつつも解散した。彼女たちにとっても大きな決断であっただろうし、後ろ髪を引かれる思いもあったかもしれない。解散の是非や理由に関しても多くの方が考察されているためここでは置いておくとして、7人が成し遂げたことに関して触れたいと思う。
仙台を拠点に活動するユニット「Wake Up, Girls!」。初期のイベントは、小さな箱でのミニライブや山本寛監督との対談などが多かった印象を受ける。まさしく活動序盤の状態だった。この頃は、先に述べたように“アニメWake Up, Girls!”がWUGの基盤となっていた。声優ユニットWUGとしてではなく、アニメに登場するWUGを「演じる」ことが活動の中心であったのだろう。ただ個人的な感想としては、この状態では他のアイドルアニメたちと何も変わらない、WUGがずっとこの状態だったなら、ここまで多くの人を感動させられるユニットに成長していない気がする。
これが決定的に変わったのは、続・劇場版後篇「Beyond the Bottom」が公開され、3rd LIVE TOURが終了した頃。山本寛監督の手を離れ、アニメに縛られることもなくなったが、そのぶん先行きが不透明で、極端に言えばいつどうなるかも分からない状況に変わった。そんな中で、7人が自分達で進み出した。これが数々の感動を生み出すきっかけになったのだと思う。
アニメに関して言えば、山本寛監督の“知らない間に”アニメ3期プロジェクトが進み、最終的にミルパンセ制作となったようだが、作画のクオリティは贔屓目に見ても良いものではなかった。アニメという多くの人の目に触れることのできる媒体で、結局また世間の良い評価を得られなかった。
こんな逆境を経験しながらも誰ひとり欠けることなく進み続けた7人は本当に格好いいと思う。
ただ、この変化は、7人のWUG!というアニメ作品との距離を変えるものだった。これまではWUG!というアニメに縛られていたが、よっぴーのグリ(恋愛暴君)やかやたんのタマ(デスマ)を筆頭に様々な作品に関わるようになった。グループとしても、僕らのフロンティアやスキノスキル、恋?で愛?で暴君です!などのタイアップ曲をリリース。それは、“アニメ作品”というアプローチから多くの人にWUGを知ってもらうきっかけとなった。
特にデスマではOPをランガ、EDをWUGが担当していたが、EDのスキノスキルに対するコメントはその多くが称賛だった。実際にスキノスキルや恋愛暴君を聞いてワグナーになったというエピソードもかなり耳にする。WUGというユニットを多くの人に知ってもらうきっかけとなったのは間違いない。
それに関連して、ゆゆうた氏が放送でWake Up, Best!を流したりWUGの楽曲にコメントしたりしてくださっていたことも、知名度上昇の要因になっていたのかなと思う。
アニメ作品「Wake Up, Girls!」との距離を変えることは、声優ユニットとしての成長に繋がった。年連続で出ていたアニサマに出場せずライブを開催したり、メンバーのステージ上での表情も柔らかくなった気がする。奥野香耶さんの言葉を借りるなら、「“菊間夏夜を演じる”だけでなく、奥野香耶としてステージに立てるようになった」ということが大きいのだろう。
ソロイベやソロ曲も、キャラクターとしてではなくメンバー本人としての個性が溢れるものになった。一人ひとりの魅力をより前に出すようになり、さらに魅力的なユニットになった。これも、彼女たちの努力の賜物だ。
その上で出発点である仙台や東北のことを忘れることなく、TUNAGOやイオンとのコラボ、チャリティーコンサートなどを通して貢献していた。経営(?)戦略と言ってしまえばそれまでだが、東北出身の2人を中心に7人が真摯に向き合ってくれていたと思う。
東北6県でのソロイベントツアーも無事に終了し、本当にようやく活動が軌道に乗りはじめたと誰もが感じていた。私もこれからの活動に期待を寄せていた、そんなある日。
解散が発表された。
本当に様々な事情があったのだと思う。山本寛氏によればプロデューサーがアニメ新章を見て逃げたらしいし、グリーンリーヴズフェスで空席が目立ったことに端を発しているかもしれない。5年という期間活動してきてまだこれからという状況にavexが痺れを切らしたのかもしれないし、ユニットに所属しているとソロ活動がどうしても制限されてしまうという理由でメンバーが無理に納得したという背景があったかもしれない。
やっと7人の努力が実り始め、本当にここから伸びていくという時期に発表された解散。誰にとっても残酷だったその事実は、しかし時が経つにつれて少しずつ受け入れられていった。
スティーブ・ジョブズのスタンフォード大学のスピーチに、非常に有名な一節がある。
要約すると、
「死というものは我々全員共通の終着点であり、限られた時間で自分の心と直感に従う勇気を持て」
ということになる。
いつまでも惰性で続くものにはあまり価値がない。終わりがあるからこそ最高に美しく見える。
よく言われることだが、この場合はWUGにも当てはまると思う。
2018年度の1年で、解散が発表されてからの時期で、ワグナーは本当に頑張った。そして、WUGの7人はもっと努力した。その集大成が3月8日、SSAで行われたファイナルライブであり、7人の努力とワグナーの全力の結晶であったと思う。13000人という人数を集めるのは生半可なことではない。芹澤優や鷲崎健を筆頭に、WUGの魅力を知る人間と7人が協力して頑張っていた。あんなに尊い光景はもう見られないだろうし、あの場所にいた13000人は本当に幸せ者だと思う。
では、最初の問いに戻る。
声優ユニット Wake Up, Girls!は、何を成し遂げたのか。
当初は実際に夢に見ていたかもしれない紅白への出場は叶わなかった。
では、東北の復興に貢献できていたか。
一部の人には本当に心の支えになるほどになっていただろうし、楽天や伊達武将隊との共演などさまざまな企画を通して東北を盛り上げてくれていた。色々な影響をもたらしてくれたと思う。
しかし、時間が足りなかったのもあり、実際に多くの人の共通認識として復興の象徴となることは叶わなかった。というのは流石に目標が高すぎる気もするが、それにしても実際に表出するほどの変化は望めなかった。
ここまでマイナスのことばかり並べてきたが、成功させてきたことは書ききれないほどたくさんある。その上で、大きなこととして7人が成し遂げたことをひとつ書くとしたら。
それは、13000人に「WUGは、ここまでやれるぞ」と見せてくれたことだと思う。
SSAでの単独ライブは、成功させるにはあまりにもハードルが高かった。
しかし、ワグナーとWUGが協力して成し遂げた。
解散というのは、皆が全力で努力するためになくてはならなかった条件だった。
決定してしまった解散を、限りなくプラス要素として生かし、人生の第二章に進む前に本当の感動を見せてくれた。
WUGは、そんな存在だったと思う。
WUGとワグナーの全力を無駄にしないために。
WUGというコンテンツが与えてくれた勇気を持って、後ろを見ずに人生を一歩一歩進んでいかなければならない気がする。
WUGを知る皆さんなら、不可能を可能にできるのは知っているでしょう?
2019/6/27 永
ps:急いで書き上げたので文章がかなりおかしいのは許してください。実生活が安定したら修正します…すみません
チャンピオンズリーグ2019京都 レポート
ブログではお久しぶりです。永です。
シニアだし参考にはならないので個人的に供養します。というかたぶん以降の対戦レポート全般たぶんこっちに載せます。よろしくお願いします。
Pokemon Card Game ChampionShip Series 2019
チャンピオンズリーグ2019 京都
年度の頭ということもあり時間がとれず自身で環境の考察とデッキの模索ができなかったため、チームでの考察で最有力候補となっていたグランブルを考えていた。しかしレシリザに対しサイドレースでギリギリ追い付けない試合が多く、またサイド4枚のうち3枚がエネとなる事故もあり、現状のレシピだと安定性に欠けていてCLに持ち込むには不完全すぎるという結論に至った。
シニアの環境において
Tier1 レシリザ・ガブギラ
Tier2 ウルネク・ピカゼク・ジラサン
Tier3 サナニンフ・ルガゾロなど
という考察を行っていたこともあり、レシリザに安定して勝てないデッキは論外であるという認識もあった。
そこで、メンバーの一人からジンさんという方がCL千葉で使用されていたピカゼクを紹介して頂いた。(記事はnoteで公開されています。念のため)
このデッキの強い点は大まかに
・先攻を取り1ターン目にリーリエ+やぶれかぶれを打つだけで盤面をほぼ制圧できる
・後攻を取っても1ターン目にフルドライブを宣言しやすいように組まれているため後攻のデメリットが少ない
の2つである。特に溶接工がデッキのコンセプトとなるレシリザに対しては、先攻でやぶれかぶれを言うと要求を満たせずに一方的に殴り続けられることが多い。
レシリザが非常に多いと予測していたため対レシリザで勝率を保てるのはとても重要だった。さらにTier2以下はほぼ一定数ずつ環境に存在する、いわゆる「大怪獣バトル」の様相を呈することもある程度予想がついたので、どこに対してもデッキパワーで押し潰せる可能性のあるこのデッキはシニアの環境に非常に有効であると考えた。(デッキを詰めきれなかったためピカゼクの方が強かった。)
微調整の結果がこちら。
(シティリーグではエネを1枚減らしジラーチを4にすることでさらに安定を図った)
☆当日のマッチング
1.vsニダンギルガンランド後 ×(1-6)
2.vsレシリザブースター先 ○(6-0)
3.vsレシリザ先 ○(6-1)
4.vsズガアゴ後 ○(6-3)
5.vsピカゼク先 ○(6-2)
6.vsマージフェッシ先 ×(5-6)
7.vs小ズガ先 ○(1-1)
8.vsガブギラミミゲンマージ先 ×(0-1)
5-3
※柔らかめの文体になります。あしからず
☆対戦詳細
1.vsニダンギルガンランド後 ×(1-6)
マシャスタートで2ターンほど全く動けず返せなくなって負け。
2.vsレシリザブースター先 ○(6-0)
先攻1ターン目で盤面を完成させやぶれかぶれを打つと、相手が動けなくなり押し切って勝ち。
3.vsレシリザ先 ○(6-1)
先攻1ターン目で盤面を完成させやぶれかぶれを打つと、相手が動けなくなり押し切って勝ち。ちなみにこちらもやぶれかぶれ後事故り気味だったが誤差の範囲。
4.vsズガアゴ後 ○(6-3)
後攻1ターン目で完璧に展開しやぶれかぶれを打ってフルドライブで前のベベノムを倒す。相手は2ターン目にほぼ動けず、返しにタッグボルトでテテフgxとメタモンを取ってビーリン圏を脱する。相手はトップでハイパーボールを引き解決するが、そのまま押し切って勝ち。
5.vsピカゼク先 ○(6-2)
先攻1ターン目で盤面を完成させやぶれかぶれを打つが、相手はハイパーボールからリーリエで8枚ドロー。しかしそこから続かず、こちらが先にフルドライブでサイドを取りながらマーシャドーGXで圧力を掛けそのまま押し切って勝ち。
6.vsマージフェッシ先 ×(5-6)
マーシャドースタートで全く動けずターンを返すと相手は鳥肌が立つほど完璧に回り、前にビーエネハチマキ3エネフェッシ、後ろに2エネフェッシという1ターン目とは思えない強固な盤面に。タッグボルト260で前を強引に倒すもギリギリで追い付けず負け。
これだけ炎ばかりの環境でフェッシを握ろうと思った心意気と4-1まで上がってきた実力には敬意を表したい。
7.vs小ズガ先 ○(1-1)
先攻1ターン目で盤面を完成させやぶれかぶれを打つが、相手は五枚の手札から溶接工で前に二枚つけ3枚ドロー、ヒートファクトリーでさらに3枚ドロー。!?!!? となるがたねポケモンは引けなかった様子。ブレイザーでジラーチが落ちるも次のフルドライブで勝ち。
8.vsガブギラミミゲンマージ先 ×(0-1)
マーシャドースタートでほぼ動けずホラーハウスからポルターガイスト350。オーバーキル…
☆
まあ~この上なく不甲斐ない結果ですねw
もうちょっと勝てないと人権貰えない……
環境はほぼ予想通りでしたが、小ズガが予想以上に多かった。そして上位卓に行くほどレシリザの割合が減り、ピカゼクウルネクルガゾロジラサンHANDにメガニウムラグラージなど、何でもありの大怪獣バトルでした。
フーパ+ブラッキーを思い付いていなかった状態ではデッキ選択は正解だったと思います。ただし詰めきれたレシリザの方が強かった。気がする。
JCSは考察の時間をきちんと取ってデッキを考えたいです。
永(@shichieichou)
誰かを幸せにする、ということ(SSAまでの軌跡)
既に10日以上が経過していますが、ようやく文字に起こす気持ちになったのでレポートを書こうと思います。
この記事は備忘録というか、自己満足的な側面が強いです。読んでくださるのは嬉しいですが、文章の拙さをお許しください。
私がWake Up, Girls!という存在を知ったのは、新章放送記念のニコ生で続劇場版二作をやっていたときでした。宮城生まれで関西住みの学生である私は、東北のために何か出来ることはないかと日頃から思い、仙台を拠点に活動しているというところに惹かれ、BtBまで一通り視聴しました。率直な感想としては、「面白かった」でした。当時から7人の成長の物語という視点で観ていた気がします。
私がまゆ推しになったきっかけはアニメのセンター島田真夢でした。歌声に惹かれ、夢のあり方に惹かれ、もちろんかわいさにも惹かれました。その頃は声優ユニットWUGの吉岡茉祐さんのことは全く知りませんでしたが、BtBまでを一気に観た次の日、TLに吉岡茉祐生誕祭のタグが溢れていて、声優さんと誕生日も同じなんだな、と漠然と思っていました。
私がTwitterを結構見ている関係で、WUG公式のツイートはよく流れてきていました。当時からTLでブログのリンクを見掛けたら読むようにしていたし、ライブのツイートなどを見ては“行きたいなあ”とこれも漠然と思っていました。当時は金銭面の問題が全く解決しなかったため、ライブに行く!という意識はなく、来年までにお金貯めてどこか一回で行ってみよう!という気持ちでいました。この時点で2017年12月です。
新章は毎週楽しみにしていましたが、 最終話を見終わった時点で印象に残っていたのはライブのメドレー以降で、言ってしまえばそれ以外がめちゃくちゃ薄い内容だなとは感じた覚えがあります。
私は他の方と比べて環境がひどく、スマホもwifiも、もちろんPCもないためニコ生はやっていても聴けず、ぺらじも聴けず、クレカがないためMy closetやファミ通に入会できる訳でもなく、WUGという環境に身を浸すところからは非常に遠いところにいました。それでも、1月にファンクラブに入会したり、ぺらじパーカーを購入したり、WUGカップやシングル・君とプログレスを買ったりと足掻いてはいました。それでも全く追えていないという気持ちが強くなり、次第にWUGというコンテンツから離れていきました。
そんな中、突如あった解散発表。
あれ…?という気持ちがまずありました。ライブに行ってみよう!という思いは既に消えかけていましたが、そこで再認識しました。ライブ行ってみたいと思っていたな、と。
すぐに(だったかは忘れてしまいましたが)、行けそうな大阪公演のうちFANTASIAの岸和田のチケットをわぐらぶから申し込みました。一度くらいは行かなきゃ、という焦りも少しありました。
結果的に、この岸和田公演は行かないことになります。
理由は簡単で、既にWUGはお金をつぎ込もうと思える存在ではなくなってしまっていたから。ライブチケットの値段が想像していたより高額だったという要因もありました。これまでアイドルや声優ユニットの界隈を見下し、声優さんに媚びるだけの現場だと勝手に思っていたのもあり、その時の私は他のことを優先しました。(当時KeyのSummer Pocketsにハマっていたのもあるかも)
それから先、私にとってのWUGは“存在は知っている、解散するのも知っているけれど現場に行けていないため思い入れも薄い存在”でした。
その状況を変える転機になったのが、FINAL LIVEの発表だったと記憶しています。
直接の告知は見逃していたものの、“約束の地”の言葉や発表当時の7人のコメントの動画などがどんどん流れてきました。どのような経緯だったかは記憶に埋もれてしまいましたが、“これは、行かないといけない”と強く思いました。
わぐらぶ先行の時期を確認し、資金繰りを計画し始め、動き始めたのが12月半ばから年末年始にかけてでした。
私は毎年仙台に帰省し、家族と元日に日帰りで秋保温泉に行くのですが、湯から上がったあと部屋でわぐらぶ一次先行の申し込みを行いました。もちろんわぐなーの友人などいるはずもなく、単番での申し込みです。
そこからは3月8日を楽しみに生活していました。
バスも確保しました。
ただ、誤算がひとつありました。
入金締め切りの日にお金が用意できませんでした。
まあ二次もあるし良いか~みたいな感じだったんですが、二次だとアリーナは絶望的なんですよね。一次で通しておきたかったところでした。笑
二次申し込み締め切りの日、一人で行くのを寂しく思った私は、Twitterで(リプを飛ばしまくって)一緒に行ってくれる方を募りました。そこで二人の方から反応があったのは非常に嬉しかったです。
しかし、Twitterの雰囲気で3月8日まで待てないなーと感じた私は、残りの公演で(交通費的に)唯一行けそうな徳島公演のチケを探しはじめました。色々な方に助けられ、譲ってくださるかたを見付け、現地での受け渡しをお願いし、そして前日に往復のバスを取って向かい、鳴門駅付近でわぐなーの群れに遭遇しびくびくしながら流れに乗って会場に向かい物販に並び、物販で欲しかったBtBのラバストの売り切れに落ち込み、全てが初めての経験でした。
会場に入るとまずフラスタの数に驚き、outlander rhapsodyが流れて喜び、座席を確認し、プレゼントボックスなんてあるんだなあと眺め、昼食用のおにぎりを口に詰め込み、とりあえず着席しました。スモーク?っていうんですかね?もやっとしてて始まる前から勝手に熱気を感じてました。後方ではありましたが通路側の席を譲ってくださって本当に感謝しています。
で、ライブですね…
初めてでどこを見たら良いか分からないしペンライトの振り方も分からないし周り振りコピだらけで困惑するしコールはあやふやだし知らない曲出てくるしでもうハチャメチャでした。笑
ライブってこういうものなんだな、今日はちゃんと鑑賞できなかったなあ…と後悔しながら、それでも楽しかった!!と思い会場を後にしようとしました。がバスまで時間があったので会場の回りをぐるっと一周、パンフを買うか悩みに悩んで結局購入してそのまま帰ってきました。
これ行って良かったです。予習してなかったらSSA間違いなくハチャメチャだった。ちなみに双眼鏡は使いませんでした。
そして新たな問題が。
3月8日って期末テストの真っ最中でした…
7日もテスト
8日もテスト
9日もテスト
やばかったです。
とりあえず行けそう、帰りもギリギリテスト間に合いそうだったので決行しました。帰りのバスが少しでも遅れるとテスト開始に間に合わないため結構ヒヤヒヤしてました。笑
ファイナルに近づくにつれ、Twitterでも様々なツイートが見られ、そのたびに感情が揺れ動いていました。それでも楽しみという気持ちが一番大きく、私も万全の予習をして臨もうと誓い、TUNAGOの振りもペンライトの色も覚えていなかったコールも一通り頭に叩き込みました。無理な日程なので先にテスト勉強もしました。笑
3月1日。そう、発券の日。
二次先行3連番でないだろうなとは思いながらアリーナ前方を期待して開封しました。結果はまあお察しの通り200レベル後方、それもステージから一番遠い位置でした。がっかり。
ただ、入場口の真上で前から2列目だったのは後から考えるとかなり良い席だったなと思います。
当時はドキドキワクワクしながら、これが終わったらWUGちゃんはもう観れないんだな、でもファイナルまだだし…みたいな感じで全然解散が実感できていなかったのが実情です。たぶん迫り来るテストのせいですが。
さて、そんなこんなでファイナル前日。私はテスト勉強を放棄して推し(まゆしぃ)への手紙を書いていました。電池は買ったし物販用のお金も用意しました。行くための準備もしました。そんな中で直前に書く手紙。全然言葉が出てこない。あれ毎回書いてる方すごいです。ほんとに何書いたらいいか分かんない。
それでもなんとか4枚に言葉をおさめて封筒に入れ、宛名を書いて鞄にしまいました。つかれた。
そして当日。テストもそこそこに、駅まで全力ダッシュ…するも乗れたらいいなという電車に乗れず、1本後になりました。はあ…こんなんで良いのか…みたいになりました。
電車に乗ってとりあえず大阪に出て新幹線で東京に向かいます。物販が始まり公開リハが始まり物販が売り切れ、現場はぐちゃぐちゃなんだなあと思いながら向かっていました。ちなみに私連番者が前日入りされるということで物販をお願いしてしまったんですが、なんか一人一限でしたね。もっと早く言って欲しかったです。そしてその方、公開リハチケないのに早い方の列、それも前の方に並ばされてしまったらしく何故か購入後に一般列で2周目をお願いすることが出来てしまいました。こわい。本当にありがとうございます。
そんなこんなで到着。物販に並んでくれてた方ともう一人の連番者の方と合流、とりあえず夕飯食べてブロマイドを開け(10パックでシク1枚)、SSAでお取引をお願いしてたのを片っ端から消化し(皆様本当にありがとうございました!!)、まゆしぃへのメッセージを書き込み、参加予定だった5時の円陣に乗り遅れ、キッチンさんを見付けられず、入場時間になったので入場しました。もうハチャメチャですね。
フラスタめちゃくちゃあった。比喩じゃなく無限の花道だった。人多すぎて全然撮れませんでしたが、参加した2つのフラスタだけ写真確保しました。企画運営されてた方本当にお疲れさまでした…!!
そして着席。相も変わらずもやっとしてました。熱気すごいなあとか思ってました。
会場めちゃくちゃ広かったですね…そしてそこが埋まってるんですよ。壮観だった。200レベル後方、最遠地帯ということでアリーナと200レベルが俯瞰できる位置だったんですが、ほんとに凄かった。それはライブが始まってからもっと気付かされることになります。
なんかシングルのCM流れてるなーと思ってたらハートライン流れはじめてえ?え??ってなりました。まだライブ始まってなかった。けどコールは聞こえてきてすごいなあと思いました。ちなみにそのときハートラインのコールをど忘れした私は急いで確認しようとしてました。電波悪くて見れませんでした。笑
で、影ナレが始まって丹下さんと松田さんが出る!?!?!?となったり早坂ァ!!となったり色々しましたがいよいよ開演。
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このペースだと全然終わらないのでライブはかいつまんで書きますね…
まずタチアガレ!。最初のWake Up, Girls!から全力で行きました。やっぱ楽しいですね。たちあがーれーーーーー!!!!!も頑張りました。めちゃくちゃ楽しかった。
7GW。あの辺わぐなー少なすぎてまゆしぃコールが聞こえてこなくて悲しかった。
あ、あのハイ!の前にウッって入れてる方いらっしゃるじゃないですか、あれ凄いなって素直に尊敬してました。
ワンビリ。来たなーと思った。コール頑張ったけどこれも周りから聞こえてこないし音域難しいから声出ないしでどうにもならなかった。でも楽しかった。
恋愛暴君。クラップとコールの連動練習した甲斐あった。ちなみにファイナルの2週間後とかにアニメ観ました。グリめっっっっちゃかわいかった…
で、トロッコ。まゆしぃにレス貰えた(気がした)し結構近くに見れたから満足でした。色替えも楽しかった…
ノンスト(ノンダイ他)来ると思わなかった。歓喜した。
スキノスキル。双眼鏡で振りをめっちゃ見てました。この決断正解。
僕フロ。良い曲だな…と改めて思った。みにゃソロなかなか来ないからどうしようかと思ってたのは内緒です() あんまり黄色くならなかったなと言う印象。
7senses。コール頑張りました。今度はまゆしぃ聞こえてきてよかった。約束の地で待ってて歌いながら歌詞を反芻して浸ってました。お前ライブ中なんだから歌聞けよ
極上スマイル。コール楽しかった…いまだににょきにょきするとこのコツがわからない。
少女交響曲。Wake Up, Girls!!!!!!!!!!!!!!!!!秀和先生ありがとう…これ最高ですよ…
BtB。泣いた。泣いてないけど。まゆソロで涙溜めてました。白綺麗だったしもうほんとに来てよかったと思った。これ聴くために行ったとこある。
海そしてシャッター通り。双眼鏡に目を押し付けて耳と目に全力で焼き付けました。涙がひとひらのとこの手の振り大好きなんですよ…誰かわかって… 最後の照明の時計化(?)も大好きです。
言葉の結晶。初見。ダンスが思ったより激しくてキレキレで驚いてました。メロディラインも好きだしもうやばかった。あと消灯全然伝わらなかったし何ならアリーナも外周消えてなかったから力不足を感じた。
土曜日のフライト。この辺から記憶がない。次さよパレだなーとか漠然と思いながら双眼鏡に目を押し付けてました。意識飛んでたけどちゃんと鑑賞しました。
さよパレ。もうなんか動揺してしまって踊りあんまり見れませんでした。これ最高でしたね…記憶あんまりないけど…
SHIFT。お前そこでその衣装でそれ来るのかよーーーーーーってすごく思った。鍵を見付けられたようで嬉しかった。そしてSHIFT聞けたのもすごく嬉しかった。
トロッコラビリンス。全力で手振ったけど誰にもレスもらえなかった。かなしい。楽しかった。
TUNAGO。最初はペンラ左に持ち替えてサビを踊り、やっぱりあれかなと思って2回目はペンラは右で左手で踊り、やっぱり欲しいなと思って3回目はペンラ左で踊りました。歌詞を心に刻み付けながら聴いてました。
Polaris。もうね、最高でしたね。ななみにゃハモりもちゃんと聴けたしまゆソロちゃんと真っ赤になったしそのまゆソロは最高越えてたしえげつなかったです。
ここでトリプルアンコール。バスの時間まであと10分。荷物をまとめ、出し忘れたまゆしぃへの手紙(お前出し忘れんなよ)を連番者の方に託しWake Up,Girls!を叫び、そわそわしながら一番を聴き、もうダメだと思って全力ダッシュ。出口のお姉さまとタクシーのおじさまとバス停のお姉さまに道を聞きながら全力ダッシュ。何とか間に合いました。先に場所確認してたらもう少し聞けたな…と全力で後悔。ちなみにお手紙は無事受け取ってもらえたようです…よかった…ありがとうございました…
最後列でとりあえず仮眠をとり、バスは遅れなかったようなのでとりあえず駅に向かい、電車に乗り、ぼーっとTwitterを眺め、電車を降り、感極まってそこでやっと涙が溢れてきました…学校着くまで歩きながらがっつり泣いてました。そしてテスト後、タチアガレ!を聴こうとするもイントロから涙が止まらない始末。聴くのをやめたのにマジで涙が止まらず友人の前で大泣きしました。恥ずかしい。
以上がSSAまでの記録です。もちろん私も事後物販をわぐらぶのお問い合わせから要請し、事後物販決定で歓喜し、ブログ読んで思ったより味気ないな…とか感じ、色々しました。本当に、WUGは解散してしまったのだなと、7人でWake Up, Girls!の歌を歌うことはないのだなと、あのBtBは、あのPolarisは、あのワンビリは、あの僕フロは、あのTUNAGOは、あの恋愛暴君は、あのタチアガレ!は、もう聴けないのだなと思うと、本当に涙が止まらないです。
WUGを知るのが遅かった自分を呪いました。知ってからすぐ現場に行かなかった自分を恨みました。成人しておらず職もないためお金も全くといっていいほどなく全く自由に活動を応援できなかった自分を悔やみました。
でも。
でも、WUGは、Wake Up, Girls!は、そんなのを生むために生まれてきたんじゃない。
これまで、それがいくら限られた回数であっても私はわぐに笑顔にしてもらった。
東北への思いもより強まった。
東北に活気を与えてくれた。
生きる楽しみを教えてくれた。
その恩返しを、しなきゃいけないなと
ワグナーが、ファンが、下を向いてどうするのだと
前を向いて、進んでいかなければなと
そう、強く感じました。
WUGに貰った力を、今度は私たちが届ける番です。
誰かを幸せにしたい。
まだまだ漠然とした夢ですが、必ず叶えます。
学生だからこその強さを
可能性を
無駄にしたくはないから。
(気分で書いたよみにくーい文章をここまで読んでくださり本当にありがとうございました!!なんか変な終わり方してますがすみません。これからも私と仲良くしてやってください!以上、ファイナルのレポートでした!!)
アイドル
今週のお題「私のアイドル」
はい非常にお久しぶりです、永と申します。普段はポケモンの記事を投稿してたりしております。
さて、タイトルにもあるように、今回は今週のお題である「アイドル」について書いていこうと思います。
まず、私がめちゃめちゃ推してるのがWake Up,Girls!、通称WUGであるのは皆さんもご存知のところでしょう。ということで、最初は備忘録も兼ねて、「出会った」ところから書いていきますね~
最初にWUGを知ったのは、だいぶ前のことでした。その頃はまだ全くアイドルというものに興味があるわけではなく、ふーん…という感じでスルーしておりました。再燃したきっかけは、niconicoでWUG新章を記念した青春の影・BtBの生放送でした。何気なく3dsで公式の生放送を眺めていたところ、公式から何かのアラートがあり、覗いてみるとWUGの生放送でした。まだこのときもふーん…という感じで、中の方も全く知らない感じだったのですが、とりあえず青春の影・BtBを見ていた記憶があります。
新章公開直前生放送、あれをまたたまたま見掛けたときに、これは見ろと言われてるんじゃないかと感じて、とりあえず覗きに行きました。まだまゆしぃもよっぴーも分からない頃です。7人がそれぞれのジャージを来て喋っている以外のことは頭には情報として入ってきませんでした。それでも何となく眺めていたところ…
なんと、生まれである仙台のことが沢山出てくるではありませんか!
ということで早速調べてみると、WUGは仙台を拠点に活動しているアイドルグループらしいということが分かりました。もっとも、劇場版生放送のときも幾度も出てきたとは思うんですが…
そんなこんなで凄く興味を持った私は、とりあえず最初の物語、劇場版である「7人のアイドル」をniconicoで購入して視聴しました。
はっきり申し上げて、めちゃめちゃ面白かったです。
見応えがある、だけれど後味がすっきりしない感じではなく、さらに曲が神がかっているとくれば、否定する材料がなくなるというものです。その上で、舞台は仙台。愛着が一番強い土地でした。
その後勢いで新章直前まで一気に見て、本当に面白かった。特にBeyond the Bottom。あれは本当に尊敬します…
とまあここまで経緯を語って参りました。もちろんこのあと私はわぐなーと化してしまいますが、それはまた別のお話として。
★私にとって、WUGとは何か?
これを考えたときに、ひとつ外せないものがあります。
それは、無印Wake Up,Girls!のうちで、まゆしぃとよっぴーがケンカして、その最中に夏夜が合宿を提案したときのこと。
夏夜の実家気仙沼の描写がありました。
津波の爪痕は、瓦礫という形ではもう残っていなかった。
私が最後に東北の津波の被害をこの目で見たのは、従兄妹の住む松島が、まだ瓦礫で一杯だったときのことでした。
私は、恐らく被災していない(と一般的に言われる)人びとのなかで、一番この災害を重く受け止めている自信があります。(たぶん同率10000人位)
それゆえに、その描写を見たときに心に来るものがあったのは言うまでもありません。
さらにそのシーンでは、真夢がアイドルの表舞台から一旦姿を消した経緯もきちんと描かれていて、本当に涙をこらえるので必死だった程です。
このアニメが作られたのも、もともと復興という名目のもとであったと思います。非被災者の私がどうこう言えないのは分かっていますし、言わない方が良いのも自覚しています。ですが、まだこれから先も、それを忘れることがないようにお願いしたいと思っています。なんならプロデューサー位にならなりますよ今から。
要するに、彼女たちは私にとって、東北の人びとの一番明るい星のひとつであってほしいな、と願う存在、といったところでしょうか。
いつまでも、応援しています。
Polarisという歌詞に掛けたわけではありません、たまたま重なってしまいました(運めry
WUG、目標だった紅白、出れるといいなあ…出てほしいなあ…と考えるこの頃でした。
頑張ってください。
音ゲーも待ってます。←
2017.01.28
永